高収入で安定した職業の医者は、モテる職業として知られています。結婚を視野に入れた恋愛の相手として申し分ないと感じる女性も多いはずです。
では、好意を寄せられる医者たちは、結婚や恋愛に対してどのような本音を持っているのでしょう。その本音を知りたくはありませんか。
そもそも医者は出会いを求めているものなの?
結婚や恋愛の相手として、医者にアプローチしてくる女性は多くいます。医者の側から見ると出会いはたくさんあるように思えますが、実際はどうなのでしょうか。また、医者が恋愛相手と出会う場面には、どのようなものがあるのでしょうか。
職場恋愛に発展する場合がある
結婚相手と出会う確率が高い場所といえば職場を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
医者の職場である病院には、看護師をはじめとした女性が多くいます。多忙ゆえに1日のほとんどを病院で過ごすことも多い医者にとって、看護師や女医と恋愛に発展するのは当然のことかもしれません。特に、看護師の数は1人の医師に対して圧倒的に多く、未婚女性の割合も高いです。男性の医者にとっては、選択肢が非常に多い状況といえるでしょう。かけだしの研修医時代に知り合った看護師と恋愛関係になり、勤務医になってから結婚するといった例も少なくありません。
また、数は多くないものの、患者との間で恋愛関係になるケースもあります。担当医になると通院や入院で1人の患者に何度も接するようになり、距離が縮まっていくからです。
結婚相談所に登録するケースもある
勤務する病院にいくら女性が多いからといって、誰もが看護師や女医と恋愛関係になるわけではありません。「趣味や話が合わない」「恋愛や結婚に求めるものが違う」「仕事と恋愛の区別をつけたい」といった理由から、職場外に恋愛相手を求める医者ももちろんいます。また、看護師の数が多い総合病院と違い、個人病院に勤務している場合は職場での出会い自体があまりありません。
こうした医者の中には、結婚相談所に登録して恋愛、結婚相手を探す人もいます。結婚相談所では、お互いのデータをもとに、価値観を共有できる相手を探すことができるからです。勤務が不規則で忙しい医者にとって、専門のアドバイザーがマッチングの手助けをしてくれるのも大きな魅力といえるでしょう。
恋愛に対する医者の価値観とは?
医者と恋愛したいと考えているなら、医者がどんな恋愛観や価値観を持っているのか、知っておく必要があります。医者という職業は一般の職業と違って特殊なため、自分本位な行動をとってしまうと恋愛がうまくいかない可能性があるからです。
医者にとっての理想的な恋愛
医者の仕事は多忙で不規則です。命に係わる判断を求められる場面も多く、仕事への責任感の重さは他の仕事にはない特殊なものといえます。そのため、こうした状況を理解してくれる女性と、互いに自立した恋愛関係を望む医者が多いです。
忙しくて会えない日が続くと「私と仕事、どちらが大事なの?」などと言ってしまいがちですが、こうした発言は重荷と感じられてしまう可能性があります。男性に依存するタイプの女性は、敬遠されがちです。
先入観に対する医者の本音
医者に抱くイメージといえば「高収入」「お金持ち」と考える人が多いのではないでしょうか。
医者の側も、相手からこうした先入観を抱かれていることは重々承知です。親しくなった女性がお金目当てかどうかは、医者が気にするポイントでもあります。肩書やお金目当てで近寄ってくる女性とは、真剣な恋愛をしたくないと考えるのが普通でしょう。「医者は年収が高いからモテるだろう」というイメージについては、実感している医者もいれば、特に感じないという医者もいます。
「きっとモテるから相手にされないのでは」と思い込む必要はなく、話が合い、盛り上がる相手であれば積極的にアプローチしてみましょう。収入の高さは結婚を見据えた恋愛相手に求めたい条件ですが、そればかりが前面に出てしまうのはNGです。あくまでも本人の魅力を見つける姿勢が、恋愛につながります。
医者が恋愛相手に求める条件
医者が恋愛相手を選ぶ際には、いくつかの共通した条件があります。これらに共通しているのは、不規則な勤務時間や仕事内容の特殊性から、仕事に理解があり、無理なく付き合うことができるという点です。詳しい内容を説明していきましょう。
【条件1】自立していること
医者は自身が高収入なため、恋愛相手の収入の有無を気にすることはないと思われがちですが、そうではありません。しっかりと仕事をして経済的に自立している人に魅力を感じるものです。また、経済的に自立していることが、「お金目当てで近づいているわけではない」という判断の目安にもなります。
今は勤務医として働いていても、多くの医者が将来的に目指すのは自分のクリニックを開業することです。結婚を視野に入れて恋愛する場合、将来、クリニックの経営に協力したり、細かな目配りができる相手であることも大切なポイントになります。仕事をして社会を知っていることは、こうしたところにもつながるのです。
他者に依存せず精神的に自立していることも、医者が恋愛相手に求める条件といえるでしょう。医者は人の生死に関わるような責任の重い仕事をしており、いつも恋愛相手を最優先に考えられるわけではありません。会えない時間が長くなっても、自分の楽しみや学びに時間を費やせるような相手こそ、医者の恋愛相手に向いています。
【条件2】スケジュールに融通が利くこと
医者の仕事は不規則で余裕がないことが多いです。患者の急変で呼び出しがあったり、当直でスケジュールが変わったりして、デートがキャンセルになることもあります。女性側も忙しくて、こうしたスケジュールに合わせられない場合、デートや連絡をとる回数が減ってしまい、関係を解消することにもなりかねません。
こうしたことから、「有休がとりやすい」「残業が少ない」など、医者のスケジュールにある程度合わせられる方が、医者との恋愛がうまくいく可能性が高いといえるでしょう。
【条件3】仕事への理解があること
医者は自分の仕事にプライドを持っています。同業者でない恋愛相手に、仕事のことで口を出されることはプライドを傷つける行為になるため、嫌う医者が多いです。精神的にも体力的にもストレスのかかる仕事を済ませてデートに来ているのに、仕事について詮索されるのは気持ちの良いことではありません。仕事が不規則なことや、多忙で会う時間が少ないことなど、仕事に関連したことで不満をいうのもやめたほうがよいでしょう。
医者は通常の業務で多忙な上に、先輩や後輩との付き合いも多くあります。こうした付き合いは仕事上でも重要になってくるため、単なる飲み会と捉えるのではなく、仕事の一環として理解を示すのが大切です。特に、若い医者は、働きながら学ばなければならないことも多く、恋愛よりも仕事が優先という人もいるでしょう。会えない理由が仕事だとしても、ある程度は仕方ないと割り切ることも必要です。
医者の恋愛観の参考になるドラマは?
医者を描いた小説やドラマは数多くあります。その中でも、医者の恋愛観がよく分かるドラマが、2015年にフジテレビで放送された「医師たちの恋愛事情」です。
総合病院を舞台に、出世争いや派閥争いの中で人の生死に関わる過酷な仕事を日々こなしながら、恋愛をする医者の姿が描かれています。主に医者同士の恋愛が描かれており、不倫や三角関係にも踏み込んだ作品です。普段知ることのできない医者の職場の現実が描かれており、登場人物と恋愛することを思い描きながら見ると、より一層、医者が恋愛相手に求めることを実感できます。医療ドラマでありながら、恋愛ドラマでもあり、医者の恋愛観を理解するのに役立つドラマです。
医者の気持ちを考えた歩み寄りが大事!
医者の恋愛観は、一般の職業の人とは少し異なるかもしれません。医者が恋愛相手に求める条件は、医者という仕事の特殊性からきているため、決してわがままではないことを理解しておきましょう。医者の恋愛観を知っているというは、医者との恋愛を長く続けるためには欠かせない、大切なことなのです。
性格の不一致を感じるなど、仕事に関係のない部分で疑問が生じた場合に自分の気持ちを押し殺す必要はありません。しかし、相手に魅力を感じているなら、医者の求める恋愛相手への条件を参考に、女性側から歩み寄ってみてはどうでしょうか。お互いに尊重し合えるような関係が、医者との恋愛には必要です。