外科医と結婚するメリットには、社会的な地位の高さや給与の高さなどがあります。ただ、数ある医者のなかでも、外科医の場合、仕事や生活はどのようになっているのかという点はイメージしづらいかもしれません。
外科医との結婚を考えているなら、いくつかのポイントをチェックしてみましょう。
外科医の生活ってどんなもの?
外科医というと、「毎日忙しそう」というイメージが持たれがちです。医療関係の仕事に携わっていない場合には、外科医の生活スタイルについて知らない部分が多いことがほとんどでしょう。そのため、具体的に外科医がどのような生活を送っているのかについて押さえておくことをおすすめします。
外科医の勤務状況
外科医の場合、勤務時間が長時間に及ぶこともよくあります。外科医の3人に1人は10時間以上働いているというデータもあることから、結婚後にも長時間勤務が続くことは覚悟しておいた方が良いでしょう。
また、医師には当直勤務があります。患者が急変したときなどには、当然急な呼び出しにも対応しなければなりません。そのため、「長期に渡る休暇の取得は難しい」「一般的には年収が高いといわれているが、時給に換算するとそのようなことはない」などと感じている外科医も多いです。
基本的なライフスタイル
1日の睡眠時間については、外科医の場合4~6時間程度とっているという人が最も多いといわれています。ただし、医師全体でみると、外科医の睡眠時間は比較的短いようです。外科医は厳しい仕事であるため、睡眠時間をたっぷりと確保できるときにはしっかりと眠っている人もたくさんいます。
また、外科医については、当直や急な呼び出しがないときは、仕事を終えてから自宅に普通に帰ってくるというパターンが基本的なライフスタイルといえるでしょう。
外科医と結婚したらどんな生活になる?
外科医に限らず、医師の年収は比較的高いのが一般的といわれています。そのため、1人の収入でも生計を立てることは十分に可能といえるでしょう。このような理由から、外科医と結婚した女性に関しては、専業主婦になるケースが多いという特徴があります。 ただし、外科医と結婚した場合、夫がいない自宅で過ごす時間が長くなってしまうというデメリットもあるでしょう。外科医の場合、想定外の事態が起こるのはよくあることです。緊急の手術があるなど、休日であっても駆けつけるケースも多く見られます。そのため、結婚後も夜遅くまで帰宅しなかったり、当直勤務があったりするなど不規則な生活は続くといえるでしょう。
外科医の結婚相手に求められる条件
外科医との結婚を希望するなら、相手が求める条件を知って、それをクリアしておくことがポイントです。外科医の結婚相手としては、一般的にどんな条件が求められるのかについてチェックしておき、実践してみましょう。
家庭を任せられる素質があること
「家庭を任せられる素質があるかどうか」という点については、多くの外科医が結婚相手に求める条件といえるでしょう。外科医は多忙であるため、「夫不在」の状態が続くケースも少なくありません。そのため、家庭のことは妻に任せきりになるケースがほとんどです。たとえば、将来的に子どもが生まれた場合でも、夫が積極的に育児に関わるのは難しいといえます。
また、若手の外科医の場合はより勤務時間も長くなる傾向があることから、夫婦間で家事分担をすることも、あまり考えない方が良いでしょう。家庭において、「妻は夫と子どものサポート役」と考えおくのがベストです。
仕事への理解があること
当直や急な呼び出し、上司や部下との付き合いなど、外科医の仕事は診療業務だけに限りません。医師と結婚した女性のなかには、「診療業務だけで、他の時間は自由だと思って結婚したのに」などと思う人も実際にはいます。しかし、診療業務以外の仕事も、医師の業務においては大事な仕事のひとつと捉えた方が良いでしょう。
医師としての過酷な就労状況やストレスなどを妻がしっかりと理解して、それを受け入れられるかどうかが結婚を左右するポイントになります。
外科医が結婚するタイミング
外科医は多忙であるため、自分が望むときに結婚できないのが現状です。外科医には結婚するのに適したタイミングがいくつかあります。そのため、タイミングをしっかりと見極めると、結婚に至る可能性が高いといえるでしょう。
時期の目安
医師が結婚するタイミングとして、まずは医学部を卒業する直前が挙げられます。大学時代に交際している相手がいる場合は、忙しい生活が始まる前の医学部卒業のタイミングに合わせて結婚をするという人も少なくありません。ただし、卒業後は研修医としての生活がはじまることから、この時期に妊娠や出産を考えることは難しいでしょう。
次に、研修医が終わるタイミングです。過酷な研修時期が終わると、いよいよ医師として独り立ちしていきます。研修終了後は28歳頃であることから、結婚適齢期と考える人も多いようです。
また、30代半ばで医師として一人前になったと思ったときも、結婚を考えるタイミングといえるでしょう。経験を積んで給料面で余裕が出てくると、「家庭を持っても大丈夫」と考えるようになる人が多いため、このタイミングで結婚に踏み切るパターンも多く見られます。
年齢の目安
医師との結婚を考えるとき、年齢もひとつの目安になります。
一般的に、大学卒業時は24歳頃、研修期間終了後は28歳頃、医師として一人前に成長したときが34歳頃です。これらの年齢を平均すると、29歳となります。ただし、結婚をする年齢には個人差はあります。医者になるための勉強をはじめる年齢も人によってさまざまであることから、40歳を過ぎても独身の医師はたくさんいるのが現状です。
したがって、医師の結婚が29歳という年齢は、あくまで目安程度として把握しておくと良いでしょう。
外科医との出会い方と結婚するためのアプローチの方法
医療関係の仕事をしていないと、外科医に出会う機会は多いとはいえません。どのようにして出会い、効果的にアプローチするにはどうしたらいいのかを確認しておきましょう。
外科医に出会う方法
医療関係の仕事に携わっていない限り、外科医との出会いはなかなかありません。真面目に結婚を考えている外科医との出会いがなければ、結婚に至る可能性は極めて低いといっていいでしょう。
婚活アプリや婚活サイトを利用している医者もいますので、そういった方法で探すのもひとつの方法です。ただし、医者の中でも特に外科医は激務であることから、プライベートの時間を確保することが難しいという事情があります。マッチングをしてもゆっくりデートを楽しめる時間は少ないと考えられます。
なるべく早く結婚したい、忙しいので手間がかからない方法で結婚したいという場合には結婚相談所を利用している場合も少なくありません。スムーズな結婚を目指すなら、結婚相談所に登録することを検討してみると良いでしょう。
相手に予定を合わせる
外科医は当直や夜勤、緊急手術が多く、診療科のなかでも多忙な職種です。そのため、デートをするにしても女性側が予定を合わせられるかどうかが重要といえるでしょう。他には、合う頻度だけではなくて、連絡も相手のペースに合わせていくことがポイントです。
このように、相手のペースや都合などを考慮することで、「思いやりのある女性」や「依存しない自律している女性」などのように、プラスのイメージを相手に印象づけるように心がけると良いでしょう。医師と結婚したいなら、女性は自分の理想を押しつけるのではなく、男性側の激務やストレスなどを理解することが大切です。
家庭的なところをアピール
料理をはじめとした家事ができるところをアピールすることで、「結婚しても、この人になら家庭を任せられる」と思ってもらえる可能性があるでしょう。
外科医の場合、緊急の手術などで家を空けることも多いため、結婚相手の女性に対しては家庭的な部分が特に強く求められます。加えて、外科医は激務であることから、家事全般を女性に任せきりにしているパターンも多くあります。
そのため、料理や掃除などの家事全般ができることをさりげなくアピールすると、結婚に近づけるといえるでしょう。
まとめ
結婚を考えている医者の数そのものもすごく多いわけではありません。その中から「外科医」とピンポイントで考えてしまうと出会う確率も非常に低くなってしまう可能性が高いです。ですので、外科医と結婚したいのであれば、知識として外科医の仕事ぶりを理解し、相手が求める条件を確実にクリアしておくことが大切です。実際に外科医と出会えた時には、自分をしっかりアピールできるように頑張って下さい。