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サンセリテ青山
東京・表参道の結婚相談所
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コロナ禍の中での婚活はどう変化した?男性・女性それぞれの事情

コロナウィルスで外出自粛が行われるようになって半年以上が経ちました。街中に人は出るようになってきたものの、誰もがマスクをして各地のイベントは軒並み中止の状態が続いています。このようなコロナ禍の中での婚活に苦戦している人も多いのではないでしょうか。

今回はコロナ禍での婚活の変化について考えてみましょう。

目次

コロナ禍での意識の変化

令和2年6月に内閣府から発表された『新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査』の結果をもとに、人々の考え方の変化を見てみましょう。

上昇する家族の重要性

今回の調査から、この有事の中で「家族」「仕事」「社会とのつながり」といった基本的な部分で、人々の意識に大きく変化があったことが分かります。

新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査の結果をもとに作成

テレワークなどで自宅にいることが増え、家族と接する機会が増えたことが大きな要因と考えられます。

またこの期間に新たに挑戦したことがありますか?という問いに対し、30代以降は「特にない」という答えがもっとも多かったものの、20代30代で「日常生活にかかわること(今までやれなかったこと)」がそれぞれ27.4%、30.8%と高くなっており、家の中で過ごすことに関心が向いていることも分かりました。

結婚への関心も高まっている

次に、独身者に対して「今回の感染症の影響下において、結婚への関心に変化はありましたか?」という質問をしたところ、特に20代において意識が高まっていることが分かりました(東京・大阪・名古屋の3圏)。

新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査の結果をもとに作成

また地域別に見たところ、東京23区内に住む人の関心が高かったことが分かっています。細かい分析結果は出ていませんが、23区内は感染者が多く、緊急事態宣言のきっかけともなった場所であることから、急に閉じこもる生活を余儀なくされてひとりでいることに寂しさを感じる人が多かったのかもしれません。

特に20代では、社会人になって上京し、すぐに自宅での仕事を行わなければならない人も多く、まわりに知り合いが全くいなかったという人も少なくないのではないかとも考えられます。

緊急事態宣言が解除されたとはいえ、この状況はまだまだ続くと考えられますので、結婚への関心はより高まる可能性があります。

コロナ禍で変化する婚活スタイル

婚活パーティーアプリを運営する株式会社NLCCが、2020年5月に現在婚活中の20代~40代の男女を対象に「コロナ禍の婚活事情」に関する調査を実施、その結果を公表しています。その結果を見ながら変わる婚活スタイルと問題点を見て行きましょう。

婚活はオンラインが主流、中断している人も多い

この調査によると婚活でコロナの影響を受けていると答えた人は87.9%にのぼりました。現在の状況はマッチングアプリの利用が一番多く42.8%、それ以外では婚活サイト11.2%、結婚相談所8.1%と続いています。一方で「中断せざるを得なくなっている」と答えた人が32.6%おり、婚活をしたくてもできないという人が少なくないことが分かります。

しかしながら、マッチングアプリを利用している人の中にも「マッチングしても実際には会えない」というジレンマを抱えている人もおり、結局は動けない状態の人は多いようです。

広がるオンライン婚活の種類

主流となっているオンラインでの婚活ですが、前項でご紹介したようにマッチングしても実際に会えないという状況は変わりません。しかし結婚を考える人は増えていますので、オンラインを利用した様々なサービスが始まっています。

オンラインお見合い

データマッチング型の結婚相談所などで行われているのがオンラインでの「お見合い」です。ZOOMなどを利用し、マッチングした人をオンラインで引き合わせるというサービスです。

オンラインデート

マッチングアプリなどで意気投合した人が、アプリ上でデートできるというサービスです。時間を選ばずにデートができるのが利点と言えます。

オンライン婚活パーティ

こちらもZOOMなどを利用し、複数の男女がオンライン上で実際に話しながらマッチングを行うというサービスです。

オンラインだけでは無理がある

オンラインでの出会いは確かに気軽ですが、やはり最後は本人に直接会って話をしたいという人がほとんどのようです。オンラインで話はできますが、お相手の雰囲気などまでは分からないので、後日実際に会ってみたらイメージが違ったという人は少なくありません。特に女性は匂いに敏感なところがあり、男性のコロンや体臭などが「生理的に耐えられなかった」ということもあるようです。

また、オンラインでは何を話していいか分からないという男性も多く、コミュニケーション能力が高くない場合は圧倒的に不利になってしまうため、オンラインを避けている人も少なからずいると考えられます。

性別で変わる考え方とは

コロナ禍での婚活において、顕著に表れているのが男女の考え方の違いです。そのことから婚活が上手くいかなかったり、婚活を控えてしまったりといった事が生まれていると考えられます。

女性が婚活に積極的になれない理由とは

女性が婚活を控える理由として大きいのは「感染が怖い」というものです。アプリなどでマッチングができても、恋人でもない人に会うために人が多い場所へ行くのがためらわれる、という人は少なくないようです。男性にも同じ悩みを抱えている人は多いですが、恋愛や結婚という場面では女性の方が「今は外出はちょっと・・・」と断りをいれることができるようです。

オンライン婚活に関しては、女性は映像よりもテキストでの出会いを求める傾向にあります。女性の場合、映像で話をするときは自宅にいても化粧をしたりしなければならないのが面倒だと感じる人が少なくないのではないでしょうか。入浴後などは、改めて化粧をしてまた落とすという行為はできるだけ避けたいので、そういった部分で婚活に後ろ向きになる可能性もあります。

男性が婚活に積極的になれない理由とは

男性も「感染が怖い」という理由で婚活を控える人は多いですが、もうひとつ大きな理由があります。

コロナ禍でテレワークが進み、残業などをする機会が減りました。企業の業績の悪化から賞与の額が下がったりすることも多く、以前より収入が減っている人が増えたのです。女性が男性の収入を気にするのはもちろんですが、男性自身も「この収入で結婚してやっていけるのだろうか?」と考えてしまうようです。結婚後も女性に働いて欲しいという男性は増えていますが、やはり自分がしっかり稼いで家族を養っていかないといけないと考える男性は多いといえます。

なぜ結婚したいのか改めて考えてみる

「結婚したいけどコロナは怖い」、「コロナは怖いけど結婚したい」。あなたはどちらですか?
こんな時期でも結婚したいのはなぜなのか、それを良く考えることが必要だと思いますがいかがでしょうか。

独身でいいと考える人も

コロナの影響で婚活ができなくなって、自分自身を見つめなおした結果、独身でいいという結論に至った人もいます。親や周りから「いつ結婚するの」としつこく言われて婚活を始めたものの、なかなかいい人と巡り合えないままコロナが流行し、「仕事にもっと打ち込みたい」「結婚という形式にとらわれなくてもいい」という気持ちが強かったことに気付き、婚活を中止した、というパターンです。

国立社会保障・人口問題研究所が平成27(2015)年に行った『第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)』で、30~34歳で交際相手がいないと答えた未婚男性は69.7%、未婚女性は64.8%となっており、その人たちに独身でいる理由を尋ねた結果(複数回答)が下のグラフになります。

同研究所が国勢調査の結果に基づいて公表した生涯未婚率は、男性が23.37%、女性が14.06%となっていますが、このグラフを見ると、そのすべてが「望んでも結婚できなかった」とは言い切れないと考えられます。

※『第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)』より作成

様子見なら自分磨きを

人ごみに出るのは抵抗があるという人は、この機会に自分磨きをしてみてはいかがでしょうか。男性でも女性でも料理の勉強をして腕を上げればアピールポイントも増えて一石二鳥です。ヨガや筋トレで体を鍛えるのもいいですし、異性に受けがいいファッションの研究をするのもおすすめです。コミュニケーションが苦手という人は思い切ってオンラインで学んでみるというのもひとつの手です。

さあ婚活を再開しよう思ったときに、今より自信が持てる自分であることは決してマイナスにはならないのではないでしょうか。

思い切って出ていくという決断もあり

実はこのような状況だから積極的に動いている、という人がいることをご存じでしょうか。アプリやサイトでマッチングして「会いませんか?」と声をかけた時に、応じてくれる女性とは感覚が近いと感じるという「行動的」な男性たちです。彼らはリスクも含めて「行動する」という選択を取ったことで、最初の一手から価値観の近い女性と出会っているといえます。

そこまで行動的になれなくても、例えばマッチングした中でとても感じが良かったり、いい条件の相手からお見合いの申し込みがあったりした場合には出かけてみてもいいのではないかと思います。出会いは「縁」ですから、そう思えたお相手とはそれなりの縁があったということかもしれません。

そこでお互いに気に入ったのであれば、自然の多い屋外などでデートをしたりすることも可能です。ある程度親しくなればお互いの家に行くこともできますし、ZOOMでのデートでも退屈しないのではないでしょうか。オンラインでは場が持たないという人もいるかと思いますが、お互いに自分で作った料理を見せ合って食事をしたり、好きなお酒やおつまみを送りあって飲み会をしたりするのはいかがでしょうか。アイディア次第でお互いを知るいい機会になるはずです。

まとめ

自分の生活も大きく変化する中で、婚活でもストレスを抱えるというのは本当に厳しいのだろうと察しています。人それぞれに事情があり、考え方が異なりますから「頑張って婚活しなさい」というのは酷というものでしょう。一日も早く状況が落ち着き、また新しい気持ちで婚活ができる日が来るのを心から祈っています。

みなさん、くれぐれも無理はしないでくださいね。

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