先日、某有名女優さんが一般男性と結婚しましたが、お相手がゴールドマン・サックス証券にお勤めだったと分かって話題になりました。ゴールドマン・サックスといえばお給料が高い事でも有名な外資系の大企業です。
「ゴールドマン・サックスに勤めている時点で一般男性とは言えない!」という声も多く聞かれましたが、皆さんはどう思われたでしょうか。
ゴールドマン・サックス証券とはどんな会社?
ゴールドマン・サックスという名前は聞いたことがあるけれど、どんな会社なのか良く知らないという方もいらっしゃると思います。最初にゴールドマン・サックス証券とはどのような会社なのかご紹介しましょう。
ゴールドマン・サックス証券とは
ゴールドマン・サックス証券株式会社は、アメリカのザ・ゴールドマン・サックス・グループ・インク(The Goldman Sachs Group, Inc.)という会社(企業グループをさすこともあります)の東京駐在所として始まり、現在は日本の拠点として様々な金融サービスを行っている会社です。
ザ・ゴールドマン・サックス・グループ・インクは投資銀行業務・証券業務・投資運用業務を中心に、企業・金融機関・政府機関・富裕層などに対して金融サービスを提供している世界有数の金融機関です。本社はニューヨークのウォール街にあり、世界の主要な金融市場に拠点を持っていて、ゴールドマン・サックス証券もそのひとつなのです。
年俸は本人の実績次第
アメリカに本社がありますからゴールドマン・サックス証券は外資系企業ということになります。これは日本の企業とは社風が全く異なるという意味でもあります。多くの外資系企業がそうであるように、一般的な日本企業にある年功序列制は導入されていません。またお給料は年俸制です。
「Up or Out(アップオアアウト)」と呼ばれていますが、「昇進するか、それとも退職か」という言葉のとおり、昇進できない人材は辞めるしかない厳しい世界です。何年も昇進できない人は自発的にやめていく事がほとんどですが、一方で成果を出した人には高い報酬が支払われます。ゴールドマン・サックス証券は上場していないので年収に関しては公開されていませんが、30歳前後で1千万円を超えるともいわれています。実力の世界ですから20代でも高収入を得ている人がいてもおかしくないのです。
ゴールドマン・サックスの社員は一般人とはいえない?
ゴールドマン・サックス証券はキャリア採用(中途採用)がメインのため新卒採用数は多くありません。リクナビによると新卒の採用数は50~100名程度です。非常に人気のある企業ですので、採用されるのは東大・京大をはじめ有名大学出身者しかいないとも言われています。
しかし、社員の数はゴールドマン・サックス証券の公式サイトによると約800人とのことなので、毎年かなりの人数が辞めていくのではないかと考えられます。つまり、会社に残っているのは精鋭のみということになります。
もうこの時点でゴールドマン・サックス証券の社員は一般人の範疇を超えていると考えていいのではないでしょうか。
外資系金融企業の男性社員の結婚相手とは
若くして大金を稼ぎ出すことができる外資系金融企業の男性社員たちですが、実際のところどのような女性と結婚しているのでしょうか。
外資系金融企業の男性社員と女子アナウンサー
実は民放各局の女子アナウンサーと、ゴールドマン・サックスをはじめとした外資系の大企業に勤める男性の結婚は数年前から増えていたようです。女子アナウンサーは、以前はプロ野球選手やJリーガーなどと結婚することが多かったのですが、現在では外資系ビジネスマンが多いようです。
女子アナといえば、ちやほやされているお飾りアナウンサーと思っている人も多いかもしれませんが、アナウンサーという職業に就くこと自体が非常に大変です。また彼女たちが有名大学出身の高学歴な女性であることも間違いありません。女性に限らず、アナウンサーは毎日のようにテレビに出演していますから視聴者が不愉快な思いをするような顔の作りでは困ります。男性アナウンサーに比べて顔やスタイルに重きを置かれているのは事実だと思われますが、彼女たちもテレビ局の社員であり、女性アナウンサーを「女子アナ」にするのは会社の方針ともいえるのではないでしょうか。
外資系金融企業特有の事情
Up or Outの世界で生きている外資系金融企業の男性社員は昇進できなければ辞めるしかありません。今は高年俸でも来年も同じとは限らないのです。多くの女性は「今の」年俸を見ていますが、男性の方はもっと先を見ている可能性があります。5年後、段ボールを抱えて会社を出ていくのは自分かもしれないのです。また40歳半ばで年俸が頭打ちになるのをきっかけにリタイアする人、日本の企業に転職する人、自分で事業を起こす人なども多いようです。
それを考えると、今後もある程度収入が見込める職業に就いている女性を選ぶのは堅実な選択かもしれません。女優や女性アナウンサーは結婚後も仕事を続けることができますし、辞めても収入を得る手段はいくつもあるでしょう。
華やかな部分だけを見ると羨ましいと思ってしまいますが、結婚がリスクにならないように考えた結果ともいえるのではないでしょうか。
一般女性が外資系金融企業勤務の男性と結婚するには
普通の会社勤めをしている女性が、外資系金融企業の男性と結婚するのは簡単ではないかもしれません。しかしないわけではない、と言えるのではないでしょうか。
男性は若い女性を選ぶようになっていく
男性は結婚相手に若い女性を選ぶといわれますが、これはすべての男性という訳ではありません。株式会社リンクバル(本社:東京)が2019年に20~49歳の、結婚を希望する未婚男女1,120名を対象に行った『結婚観調査』によると、30代男性の約2割、40代男性の6割以上が11歳以上の「年の差婚」を希望しているという結果をまとめています。一方、20代の男性は同い年が21%、年上と答えた人も15%いました。年齢差は1~5歳が70%を占めており、年齢が上がるほど若い女性を望む人が多くなっていることが分かります。
※グラフは『結婚観調査』のプレスリリースより引用
皆さんは「トロフィーワイフ」という言葉をご存じでしょうか。トロフィーワイフとは社会的に成功した男性に選ばれた妻(もしくは彼女)の事です。トロフィーワイフと呼ばれる女性は若く美しいだけでなく、夫に釣り合うマナーや教養も必要とされています(年齢は一回り以上年下の場合が圧倒的に多いです)。
ただ、誰もが振り返るほどの美人を連れていれば自慢になりますし、優越感にも浸ることができます。そういった男性の気持ちが透けて見えるため、あまりいい意味で使われないことも多いようです(今後、この言葉が広まっていけば意味は変わってくると考えられます)。
いずれにしても、男性とは古今東西そういう生き物なのかもしれません。
年上の男性にとって「若さ」は一番の魅力
外資系金融企業の男性は、若いうちは非常に忙しくて結婚を考える余裕はないともいわれています。ですので、婚活をしている場合はある程度年齢を重ねていると考えられます。その場合、一番に目が行くのは女性の年齢です。もしも外資系金融企業の男性との結婚を望むのであれば、なるべく早いうちから婚活をするのが良いでしょう。結婚相談所などで相手を探す場合、男性は第一印象でお見合い相手を選ぶことが多いようです。容姿の良さだけでなく、メイクや洋服のセンスを磨いたり、教養を身につけたりすることも大切です。
そしてもう一つ、実際に会う段階になったらプロフィールの写真から受ける印象が変わらないように気を付けてください。イメージと違うという理由でお断りをしてくる男性は少なくないようです。
情報収集はぬかりなく行う
投資銀行業務・証券業務・投資運用業務と言われても、一般の人にはあまりなじみのない仕事ですから、何も知らずに会ってしまうと全く話がかみ合わないで終わる可能性があります。その業界や、働いている人のライフスタイルなどをある程度調べておく方がいいでしょう。そのうえで相手が求める希望がどのようなものなのかを聞くことができれば対策を建てることが可能になります。
高収入の男性はプライドが高いものです。調べた知識は相手の話を聞くためのきっかけとして使い、「ネットではこう書いてあった」というようなステレオタイプな意見を押し付けるようなことは控えましょう。また、相手の収入を当てにするような発言も慎んだ方が賢明です。このような男性たちは常に「玉の輿」を狙う女性たちに囲まれていますので、明らかにお金目当てだと分かるような話題は避け、相手の素の部分を聞いたりするのが良いのではないでしょうか。
お相手は超多忙であることを理解する
新人の時より少しは落ち着いたとはいえ、相手の男性は常に多忙であることを忘れてはいけません。時には仕事のことでピリピリしていることもあるでしょう。電話やメール、LINEの返事がなくてもある程度は仕方ないと割り切ることも必要です。短くても返事が来るなら、お相手は女性のために頑張ってくれているのだと前向きにとらえるようにしましょう。
忙しくてデートがキャンセルになってしまっても「仕方ない」くらいに考えた方がいいかもしれません。ただ、相手が一回り以上年上であるなら、理解がありすぎるよりは少しすねた方が可愛いと思ってもらえる可能性があります。加減が難しいところではありますが、「次は2倍甘えるからね」くらい言った方がいい場合もあるかもしれませんね。
まとめ
ゴールドマン・サックス以外にも日本に事務所を構えている外資系金融企業は少なくありません。メリルリンチ、モルガン・スタンレー、シティグループ、JPモルガンなど聞いたことのある企業もあるのではないでしょうか。ただ、これらの企業が全てゴールドマン・サックスと同じ社風であるわけではありません。外資系金融企業の男性と結婚を考えている女性は、まずそれぞれの企業の社風などについて良く調べておくことが大切ではないかと思います。
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