ワクチン接種が進んでもマスクが手放せない状況が続いています。マスクをするからとメイクは最小限にとどめている人も多いのではないでしょうか。
婚活でのお見合いやデートなどでもマスクをしたままという場合がほとんどですが、マスクをしているからと言って手抜きをしたりするのは少々考えものです。また、マスクをしているからこそ普段とは異なるメイクを考える必要があります。
今回は「マスク映えするメイク」について考えて行きましょう。
現在の婚活もマスクは必須
リモートのお見合いやデート以外では、現在もマスクは必需品です。顔の大部分を覆っているからこそ、見える部分でアピールをする方法を考える必要があります。
マスクをしていてもメイクは大切
男性が第一印象に左右されやすいのはマスクをしていても同じです。たとえ目元しか見えなくても、きちんとメイクをして優し気な雰囲気が出ていれば好印象を与えられます。「この人はマスクを外したらどんな感じなんだろう?」とかえって興味を引かれるかもしれませんね。隠れているものを暴きたくなるのは男性でなくても同じではないでしょうか。
「マスクをしてほとんど見えないから、とりあえずメイクしていれば大丈夫」という意識では男性の気持ちを掴むのは簡単ではありません。洋服やバッグなどを選ぶように、メイクにも気を使って相手の印象に残ることが大切です。
大切なのは目元・眉・肌
マスクで顔の大部分が隠れてしまっていますから、露出している部分は特に気を使ってください。ポイントは目元・眉・肌の3つです。
普段のメイクではチークやルージュなどで肌の明るさや健康的なイメージ、女性らしさを表現することができます。しかしマスクをしているとそれらの表現を目元だけで行わなければならなくなります。そこで、ひたいなどで肌のつやを、眉と目元で優しさを感じられるメイクが必要になってくるのです。
ナチュラルメイクだと少し寂し気かもしれません。この辺りは加減が必要となってきます。
ヘアアレンジにも気を使おう
マスクで肌が見えないため、髪型にも気を使いましょう。もっさりした印象にならないように、ハーフアップやまとめ髪など、顔まわりがすっきりするようにした方が明るく見えます。ひたいも分け目を作って肌の面積を広くとるといいでしょう。派手なアクセサリーは良くありませんが、ワンポイントとなるピアスやイヤリングは色を添えてくれるので取り入れるのもおすすめです。
肌見えという点では、首回りが適度に開いているものの方がいいでしょう。マスクは面積が大きいので、首や胸元があまり詰まっていると窮屈そうに見えてしまいます。
マスク映えする婚活メイクのポイント
お話したように、大切なのは目元・眉・肌の3点です。メイクの順番ごとにポイントを絞ってご説明していきましょう。
肌作りは普段のお手入れから
肌は普段のお手入れが大事です。暖房や冷房の効いた部屋は乾燥しやすいですし、これからの季節は屋外も非常に乾燥します。肌質に合わせて乾燥対策をするようにしたいですね。
洗顔の後はしっかり保湿を行いましょう。化粧水を手のひらでプッシュするのもいいですし、しみこませて使う紙タイプのマスクも便利です。美容液やクリームなども使って潤いを閉じ込めます。大切なのはケチらずにたっぷり使う事。高い化粧品をチビチビ使うよりも、お手頃価格の化粧水をたっぷり使った方が効果的です。乾燥が気になる時にはパックなどを取り入れるとさらに保湿力がアップします。
肌全体の色味を整えたい時は、ファンデーションの前にコントロールカラーを使用してみてはいかがでしょうか。血色を良くするならピンク系、くすみや色ムラにはイエロー系、明るく見せるのならパープル系がおすすめです。特にパープル系は自然なトーンアップが狙えます。
シミなどが気になる時はカバー力が強いファンデーションを使いますが、コンシーラーなども上手に取り入れましょう。茶色のクマができてしまっているときはオレンジ系のコントロールカラーも効果があります。ナチュラルメイクが好きな人も、お見合いなどではある程度ツヤの出るファンデーションがおすすめです。
注意したいのは同じものを何年も使い続けている場合です。年齢によって肌の色は変わりますので、時々はお店でチェックしてもらうといいかもしれません。
眉は顔の印象を左右する大事な要素
眉は顔の表情を変える大きなポイントとなる部分です。眉の形にも流行がありますので古臭いメイクにならないように気をつけたいところです。ただし、顔の作りは人それぞれなので、流行りを取り入れればいいというものではないことに注意してください。
基本は左右対称でふんわりとした自然な形に整えることです。眉毛がところどころ伸びていたりすると印象が良くありません。ペンシルで基本の形を描き、明らかに外れている眉の下の毛は毛抜きで丁寧に抜いていきます。コームを使ってはみ出した眉毛を眉ばさみでカットして長さを揃えます。毛の流れはコームやブラシで整えます。
眉毛の流れがうまく整わない場合は眉マスカラを使うとさっと整います。一般的には通常の眉メイクをした後に使用しますが、眉がくっきりして整えるだけという場合は眉マスカラだけでもOKです。
なお、眉の色は髪色に合わせるとナチュラルに見えます。またベッタリと眉毛の流れが分からないほどしっかり書き過ぎると不自然に見えますので注意しましょう。
やりすぎないアイメイクを心がけよう
マスクで隠れているからと、アイメイクを濃くし過ぎるときつい印象を与えてしまいます。アイラインにはくっきりした黒をしっかり入れるのは避けた方がいいでしょう。
ナチュラル感を出すならブラウン系やベージュ系がおすすめです。明るく見せるならオレンジ系もいいでしょう。寂しげに見えないように、広めに色を乗せるのがポイントです。ギラギラしない程度にラメ入りのものを使用すると明るくなります。
色味を加えるため、マスカラもブラウンなどの色を使うと優しい印象に。アイラインには同じブラウン系や大人っぽく見せるなら赤みのあるものを取り入れるのもいいですね。アイシャドウを塗り、ビューラーを使った後でアイラインをまつげの間を埋めるように塗って行くときれいに見えます。
まつげが少ない、短いという場合は繊維などを含んだマスカラを利用するとぱっちりとした目元が作れます。部分的につけまつげを使うのもおすすめです。
できることは何でもやる、が婚活を成功させるカギ
化粧にもおしゃれにも興味がない・・・というのは婚活で非常に不利になります。特に女性にとってメイクは一生ついて回るものなので、この機会にしっかり学んでおきましょう。
メイクの研究はやって損はない
YouTubeで「素顔とメイク後の違いを見せる」といった動画を観たことがある人も多いのではないでしょうか。ビフォーアフターを見比べると、メイクの力は偉大だと思わずにはいられませんよね(観たことがない人はぜひ一度見てみてください)。
確かにメイクは時間もかかりますし、いちいち落とすのも面倒なものです。でもそこまで印象を変えることができるのであれば利用しない手はありません。
メイクはメイク雑誌以外にもファッション誌などでも多く取り上げられています。ファッション誌では年齢に合ったメイクを紹介しているのでたまに読んでみるといいでしょう。他にもネットやYouTubeなども参考になりますし、カウンターで美容部員にアドバイスをもらうのもおすすめです。
決まったブランドを使っていない時はメイクが上手な友達に相談してみましょう。化粧の仕方からおすすめのメイク用品まで教えてもらえるかもしれません。
マスクはサイズをきちんと選ぼう
マスクをつけた姿をきれいに見せるには、マスク自体も選ぶのがおすすめです。大きすぎたり小さすぎたりするマスクは、マスクとしての意味がないだけでなく見た目も美しくありません。
マスクが大きいと顔からはみ出た部分も顔の一部に見えてしまいますし(写真参照)、小さくても顔が大きく感じられてしまいます。洋服と同じように、サイズの合うものを選んでください。現在では素材、色、形など様々なものが出ていますが、中心に縫い目のあるマスクは鼻から口のラインを強調できるので見た目がすっきりします。肌の色をきれいに見せるならばピンクやベージュとなどを選ぶ血色がよく見えますよ(ヘアアレンジの図参照)。黒や濃いグレーなどは肌が白く見えますが、お見合いやデートなどにはあまり相応しくありません。
最も効果があると言われる不織布の白いマスクを利用する場合、最初に真ん中で二つ折りにするとそれだけでも顔の凹凸にフィットするような「小顔マスク」になりますので試してみてくださいね。また、鼻の部分に付いている針金も、顔の凹凸に合わせてしっかりと形を作ることもお忘れなく。
まとめ
服や髪を整え、メイクをして綺麗になると気持ちが上がることがありますよね。そういった華やいだ気持ちは外に表れるものです。自分は今、とてもきれいな姿をしているんだという気持ちが、自信となって堂々とした振る舞いにつながります。「私なんてダメなんだ」という気持ちでは、自分を魅力的に見せることはできないと自覚しましょう。
化粧なんてしてもしなくても同じ・・・という事は決してありません。きれいだなと思う人は、自分がきれいに見えるためにはどうすればいいかを良く研究しているものです。そして多くの女性は同性の女性に褒められることをとても喜びます。髪型を変えたりメイクを変えたりしても、気が付かなかったり「いいね」としか言わない男性よりも目の肥えた女性に認められる方がずっと価値があると知っているからです。
褒められて嬉しい!という気持ちをたくさん味わえば、どんどん自信がついて気持ちも上がるようになります。ぜひ自分に似合ったメイクを見つけてきれいになって下さいね!
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