付き合っている彼がいて、こちらは結婚したいんだけど彼が煮え切らない…または何を考えているかわからない…そんな悩みを抱える女性も多いのではないでしょうか?
これから婚活をして、高収入エリートの男性のハートを射止めて結婚したい…
そう考えている女性にとっても、男性がいつ「その気になるのか?」という、生態(笑)というか考え方を意識することはとても大切だと思います。
男性が結婚を決める年齢
厚生労働省の『平成29年(2017)人口動態統計』によると、男性の平均初婚年齢は31.1歳となっています。これは結婚届を提出して結婚生活に入った年齢を示していますので、結婚を決めた年齢とは「ずれ」があると考えるべきでしょう。
男性の半数は30歳までに結婚を決めている
マイナビのアンケートによると、「結婚を決めた年齢」については以下のようになっています。
・24~26歳:26.9%
・27~30歳:26.6%
・31~34歳:20.4%
これは「結婚をすでにした(決めた)」男性の声なのですが、半数以上は30歳までに結婚を決めているようです。意外と早いイメージがありますね(笑)。ただこれはあくまで既婚者の声ですので、現在未婚の男性については、これよりもっと高い年齢まで悩んでいる可能性があります。
高収入・エリートの場合は少し遅め?
仕事で成功し、収入の高い男性は「まだまだ独身でいける」と考えて結婚の決断を先延ばしにしている人も多いイメージがあるのではないでしょうか。実際はお金持ちや高収入の男性ほど結婚している人の比率は高いのですが、「未婚のエリート男性」に関して言えば、結婚に踏み切るのは遅くなる印象があります。
彼らの結婚は、学生時代からの彼女や早くに出会った人とさっさと結婚してしまうケースと、自分のスペックを意識して、可能な限り良い相手(相性や好みなど)を探して先延ばしにするケースに分かれているように思います。
男性は自分自身で子供を産む必要がないので、女性ほど年齢を気にせず、もっと好きなことをしてから結婚したいという願望があるのは仕方ないのかもしれません。結婚に対するもともとの温度差を受け入れたうえで、結婚のタイミングを探り、掴んでいく必要がありそうです。
男性の結婚願望は、結婚したいという言葉の中に「なぜ今なのか」「なぜこの人なのか」という2つの面があるので、それぞれについてタイミングを意識し、時には作った方がいいかもしれません。
男性が「結婚したい」と感じる2つの面
それでは男性が感じる「今、結婚したい」「この人と結婚したい」と感じるのはどんな時なのか、詳しく見て行きましょう。
男性が「今」結婚したいと思うきっかけとは
よくある「結婚を考えたタイミングについてのアンケート」のランキングを見ると、男性が結婚したいと思う瞬間とは以下のようなものがあります。
1位 ふとしたことで孤独を感じた(誰もいない部屋に帰った時など)
2位 弱った時、人肌が恋しい時(風邪をひいたり、落ち込んだ時など)
3位 友人がみな結婚していて愕然とした時(結婚式に出ると、女性も結婚したくなりますよね)
4位 いとこや親せきに子供がいるのを見た時(実家に帰ったり、集まりで客観的に自分を見た時)
5位 親に催促された時(…これは女性もプレッシャーです…孫の顔とか…)
こうしてみると、(女性からは)予想もつかないタイミングで本能的に結婚したいと感じる、周りと比較して冷静に結婚しなきゃと考える、という2つの理由があるように感じます。また上位2つは「感じる」、下位3つは「考える」といったところでしょうか。エリートの男性も、こういった考え方はほとんど変わらないと思ってよさそうです。
ただ、特に上位2つはいつ訪れるかわからないところもあるので、常にパートナーとなる女性がそばにいることが有利になることは言うまでもありません。彼が風邪で寝込んでいるときなど、そばで甲斐甲斐しく世話や看病をしてあげるとポイントは高くなるかもしれませんね!
男性が「この人と」結婚したいと思うのはどんな時か
男性の好みや理想の結婚像は人それぞれです。そこで「どんな側面を見た時に結婚したいと思ったのか?」という切り口で考えていきます。
結婚相談所で会員さんのサポートをしていて、実際に成婚されたエリート男性から多く聞いたきっかけを「感覚」として多いものからあげていくと以下のようになります。
1.ちょっとした気配りにぐっと来た
さりげなくハンカチを差し出したり、エレベータで後から乗ってきた人に配慮したりといった自然な仕草を見て、「この人なら…」と感じたのでしょうか。社会的に責任ある立場の人ほど、ちょっとしたことから人柄を推し量ったりするようです。そのため、男性だけでなく周りへの気配りを見てぐっとくることがあるようです。
2.家庭的な側面を見て惹かれた
例えば手料理を作ってくれた、服を直してくれたなど、自分の親がしてくれたようなことをパートナーがさりげなくしてくれると「意外性(もちろんプラスの意味です)」を持ってとらえてくれるのかもしれません。結婚後のイメージもわきやすいので、これは理解できますね。
3.弱ったり落ち込んだりした時に助けてくれた
一人暮らしの場合、病気で寝込んでいた時に付き添ってくれたり、世話をしてくれたりするのはとてもありがたいなと感じる人は多いでしょう。また、いろいろなストレスや悩みを打ち明けた時に共感してくれたという場合なども「この人にしよう」と思うようです。エリート男性も「自分を支えてくれるんだな」と感じて決断する人が多いように感じます。
※逆に一度だけ「うつるから風邪の時は家にいかない」と女性に言われ、それがきっかけでお付き合いが壊れてしまった例を見たことがあります…。
そのほかには「女性の子供好きな側面を見て安心した」という人もいました。小さな子供に対する愛おしそうな視線が、男性に母性を感じさせて安心するのかもしれませんね。
お金持ちや高収入の男性というと、相手の女性に求めるスペックもさぞかし高いというか特殊なのではないか…?と考える女性も多いと思います。しかし一度交際をスタートしていくと、逆にエリートの男性ほど「ごく当たり前のきっかけ」や「自分にはないものを持っている」ということで、「この人だ」と決めているんだなと感じています。
ベストのタイミングで男性のそばにいるには
突然に結婚したいというきっかけが訪れる男性。チャンスは思わぬ時にやってきます。そんな数少ないタイミングを見逃さずアプローチするにはどうしたらいいのでしょうか?
一番近い存在であり続けることが基本
当たり前の話ですが、風邪をひいた、落ち込んだ、ふとしたことで寂しさを感じた…というタイミングは事前にわかるものではありません。ですが「結婚を意識しやすいタイミング」にそばにいられる存在であること、いつでもそばに行ってあげられる存在であることが大切です。
付き合ってどのくらいの期間でその人と結婚を決意したのか?というアンケートがあります。最も多かったのは「付き合い始めて1年~2年」でした。だらだらと長いだけの付き合いだと男性が安心しすぎて煮え切らなくなることもありますが、まずは安定してそばに居られていつでも駆けつけられるという存在であり続けたいものです。
結婚相談所だと何が有利なのか?
結婚相談所に来るエリート男性の場合、結婚を決めるタイミングはかなり早いです。大体半年前後で決める場合が多いのですが、やはり「すでに結婚を意識し始めた(考え始めた)」からこそ登録、交際をスタートさせているので当然かもしれません。
ただ、上記の「結婚を考えたタイミングについてのアンケート」を見ると、「考える」という部分をクリアして婚活をしていても、最後のきっかけは結婚したいと「感じる」ことだと思います。ふとしたきっかけから一種の本能として「結婚したいな…」と感じる瞬間を見逃さず、しっかり受け止めてあげられるように意識したいものです。