女性の多くは占いが大好きですよね。有名な占い師に占ってもらった、という人も少なくないのではないでしょうか。
さまざまな占いがある中で、一大ジャンルとなっているのが恋愛や結婚に関するものです。でも自分が知りたい事や迷っていることに、答えを出してくれる占いは何がいいのかきちんと選んでいますか?必ずしも占いの結果通りに物事が進むとは限りません。あまり信じすぎるのも問題かもしれませんよ。
今回は占いの種類とその結果との「付き合い方」について考えてみたいと思います。
女性は占いが大好き!
女性は直感や感覚で物事を判断する人が多いと言われています。スピリチュアルなものに惹かれるのも女性の方が多く、占いがそういった感覚に合っているのではないでしょうか。
TVでもネットでも占いは大人気
朝のバラエティ系ニュース番組や雑誌の最後には必ずといっていいほど「占いコーナー」があります。朝食を取ったり出掛ける準備をしたりしながら、何となく「今日一番運勢がいいのは〇〇座」というのを聞いて「やった!」とか「あ~あ」と思う女性は多いのではないでしょうか。
ネットでも占いができるサイトは無料・有料問わずたくさんあります。姓名判断から相性診断までないものは無いのではないかと思うほど盛況ですよね。また、女性が集まるファッションビルの一角に占いの店舗があったり、電話で相談ができたりもします。その気になればいつでもどこでも占いをしてもらえる環境が出来上がっているのは、間違いなく多くの女性が「占い好き」だからでしょう。
占いの種類
占いには大きく3つの種類があります。「何を占いたいのか」によって、占い方を考えるといいでしょう。
命術(めいじゅつ)
命術の「命」は運命の「命」です。生年月日、時間、場所など、生まれた瞬間に決まってしまった事柄から占いをしていきます。占いの方法としては、占星術・四柱推命・算命学などがあります。
これは一生変えられないものなので、持って生まれた運勢を占うのに適しています。
卜(ぼく)術
卜術は「その時どうすればいいか」という問いに答える占いです。タロット占いや易のほか、おみくじなども卜術になります。道具を使い、その結果から物事の吉凶を占うので「お告げ」のイメージでしょうか。
今直面している問題に対してどうすればいいのかを占うのに適しています。
相(そう)術
形をもとに占うのが相術です。手相や人相のほか、姓名判断・風水と言ったものがこれにあたります。姓名判断などでは画数という形でその人の生まれ持った運勢を占います。一方風水などは「ここをこう変えると運気が良くなる」というように、運勢を変えるきっかけを与えたりすることもできます。
タレントが芸名を変えるのも、この考え方によって運気を上げようとするものですね。
恋愛運や結婚運は何を使うといいの?
自分が結婚相手といつ出会う運命なのか、といった問題であれば「命術」や「相術(姓名判断など)」で調べることができます。また婚活をするのに運勢がいい時期なども知ることができるのではないでしょうか。
今相手がいるけれど、「その人とうまくやって行けるか」「結婚できるか」「分かれた方がいいのか」と言った内容であれば「卜術」という事になります。手相や人相も時期によって変わってくるものなので「相術」でもいいでしょう。
男性はなぜ占いを信じないのか
男性は女性に比べて、占いに関心がない人が多いですね。男性が占いに関心を示さないのはなぜでしょうか。
納得できる根拠がない
男性は女性に比べて「理論的」に物を考える人が多いです。占いにも歴史があり、その積み重ねで現在に至っている訳ですが、それでも彼らが考える「納得できる根拠」を見いだせる人は少ないのでしょう。
例えば女性なら、ある商品について「みんなが持っているから人気があるんだよ」と言われたら、「そうなんだ」とか「そうだね」というように納得することができると思います。しかし男性は「みんなって誰?データがあるの?」と考える傾向があります。大手通販で売り上げが1位になっている、というような目に見える根拠がないと信用できないのではないでしょうか。
自分の事は自分で決めたいから
自立心が強く、自分にある程度の自信がある男性なら「占いなんかで自分の人生を決められたくない」と思っている可能性もあります。小さいころから努力して、自分で人生を切り開いてきたという自負があるのでしょう。
こういう男性は「物事にはそうなるべき理由があり、それは自分で考えて掴み取るものだ」という思考回路が出来上がっている可能性が高いです。ですからこのような考えを持った男性の前で「今日のラッキーカラーはブルーなの!」などと話すと冷たい視線が返ってくるかもしれません。場合によっては「自分で決断することを放棄している」とみなされることもあり得ます。
相手によっては占い好きであることをあまり言わない方がいい場合もありそうです。
何となく胡散臭いから
占い自体は嫌いではないけれど、「本気で信じるなんて考えられない」という男性もいます。これも占い自体が信じるに値するものなのか疑問に思っているという事でしょう。店舗でもネットでもこれだけ占いを「商売」として行っている人がいることに「胡散臭さ」を感じているとも言えるかもしれません。
一方で、初詣でおみくじの「大吉」を引いて大喜びする男性もたくさんいます。おみくじは立派な占いですが、神社に行ったらおみくじを引こうと言い出す男性が多いのは、それが「習慣」や「風習」と言った形で生活にしっかり根付いているからではないかと思います。
恋愛・結婚を占う理由とは
女性が特に恋愛や結婚について占いをする理由とはどういったものでしょうか。実はここに、「女性」と「占い」の関係性があるのではないかと考えています。
背中を押して欲しいから
女性が友人などに「相談」を行う時、多くの場合で結論が出ていることは多いですよね。それと同じで「本当にこの人でいいのか」「今、結婚すべきなのか」といった迷いや不安があった時に、「大丈夫ですよ」というお墨付きと、踏み出す勇気を与えて欲しいと思う気持ちがあるのではないでしょうか。
マリッジブルーに代表されるように、幸せだけど何となく怖い・・・という気持ちは誰でも持っているものです。しかし、身近な人の言葉では自分を気遣って言ってくれているのではないかと感じてしまうのかもしれません。その点、占い師は女性の事を全く知らず、的確なアドバイスとして話をしてくれるので安心できる・・・とも言えるでしょう。
第三者のアドバイスが欲しいから
同じように迷いや不安があった時、どうしても自分では決められないし結論も出せないという時の「アドバイザー」という意味で占いをする人もいます。友達を信じていないわけではないけれど、何となく全く関係ない人の意見を聞きたい時もあるでしょう。中には「友達には相談できない」といった事情があるかもしれません。
女性はいろいろなストレスを、話すことで発散させるという方法を知っています。でも誰にも言えないのであれば安心して話ができる人を探した時に、ちょうどいいのが占い師だったという事もあるのではないでしょうか。親身に話を聞入れくれた上に、取るべき道を示してくれるのであればこれほどの適任者はいないでしょう。
きっかけを与えて欲しいから
自分が持って生まれた運勢の、どの時期に結婚するのか知りたいという人もいるでしょう。また、その相手といつごろ出会うのかといった事を知っていれば積極的に婚活を行うことができます。場合によっては「本当に結婚できるのか」といった悩みを抱えている場合もありますから、「二年後にいい出会いがありそうですよ」と言われれば希望が持てますよね。
先のことは誰にも分かりません。しかし、占いによって自分が抱えている悩みに光が見えたなら、前を向いて頑張って行こうという気力が湧き上がってくるのではないでしょうか。
占いは上手に使おう
占いが好きであっても、全てを信じてしまうのは少し危険かもしれません。それは占いが当てにならないからという訳ではなく、例えば占いの結果「28歳で結婚すると出たから、それまで待っていればいいんだわ」という極端な思考になりかねないからです。確かに偶然、運命的な出会いを果たすことがあるかもしれませんが、ドラマのような話はそうそう起こりません。それまでに自分を磨いたり、いろいろな経験をしたりしてより魅力的になるような努力をする必要があるでしょう。
「こういう風にするといいですよ」といった道を示してもらっても、実行しなければ何も変わりませんし、程度の問題もあるかもしれません。
占いはあくまで指針のひとつと考えて、それに振り回されることがないように気をつけたいですね。
まとめ
占いにはタブーというものがあって、同じことを何度も占うのは良くないことと言われているそうです。こっちでは良くないと言われたから別の人に占ってもらって、いい結果が出るまで繰り返したのではあまり意味がないというのは何となく分かるような気がします。占い師やサイトでも「めぐり合い」というのがあって、ある結果を聞いたことも運命のひとつ、と考えるといいのではないかなと感じています。
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