「仕事が忙しくて婚活している時間がない」
「疲れて帰ってくると何もしたくなくて、LINEの返信が遅くなってしまう」
「デートの約束があっても仕事で呼ばれて度々ドタキャンしてしまって…」
仕事が忙しいとどうしても婚活を後回しにしてしまうことってありますよね?
そのために「いいな」と思っている人となかなか親しくなれなかったり、気が付いたらフェードアウトされていたりといったことがある人も多いのではないでしょうか。
今回は仕事が忙しい人でも効率よく婚活する方法をお話しします。ぜひ参考にしてください。
なぜ忙しいと婚活がうまくいかないのか
婚活はただ異性に出会えればいいというものではありません。自分の希望に合う人と関係を深め、「この人とならやっていける」と考えられるようになるまで続きます。出会いから決断までの各段階で時間も労力も使うため、その点を考えなければ婚活は上手く行かないのです。
ここでは、忙しいとなぜ婚活がうまくいかなくなるのかを見ていきましょう。
勤務時間が長く婚活する時間が取れない
多忙なビジネスマンやビジネスウーマンにとって、勤務時間の長さは婚活を進める上で大きな障害となります。
ちょうど一人前の仕事ができる年齢になると、自分の仕事量が多くなるだけでなく後輩の指導も任されるようになります。残業が増えたり付き合いで飲みに行ったりして仕事やそれに付随する事柄で一日のほとんどの時間を使うことになる人が多くなってきます。さらに年齢が上がれば管理職やプロジェクトリーダーなどのポジションに就くことも増えて、ますますプライベートに使える時間が短くなってしまいます。
お相手探しにも関係を深めるにも時間がかかりますので、「時間が取れない」ことは致命的だといえるでしょう。
仕事のことばかり考えて婚活に集中できない
仕事が忙しい人は婚活中にも仕事の優先順位を高く保ちすぎてしまうことがよくあります。例えば、仕事で重要なプロジェクトが進行中で、無意識のうちにそのことばかり考えてしまい、お見合いやデートに集中できないことがあります。このような状況では相手と深くコミュニケーションが取れず、関係の進展が遅れてしまう可能性があります。
さらに、仕事に対する責任感が強い人ほど、「仕事が落ち着いてから婚活に集中しよう」と考えてしまいがちです。しかし、仕事は常に続くものであり、どの地点が落ち着いた時期なのかの見極めが難しい場合もあります。そのため、いつまで経っても婚活に本腰を入れることができず「気づけば年齢ばかり重ねてしまった」という事態に陥ることも少なくありません。
相手とのコミュニケーションが疎かになってしまう
日々の業務に追われる中で、パートナーや婚活相手とのコミュニケーションが後回しになってしまうことも大きな問題です。特に、連絡をこまめに取ることが苦手な人や、仕事の合間にメールやメッセージを確認する時間が取れない人にとっては、相手との関係を維持するための連絡が疎かになってしまいます。
忙しさや出張などで「相手からのメッセージにすぐに返事をすることができずに数日経ってからようやく返信することが習慣化している」「デートの約束をしたのに、急ぎの仕事が入って急なキャンセルが続いた」という場合、相手は「本当にこの人は自分に興味があるのだろうか?」と疑念を抱くようになるケースは少なくありません。
婚活においては、相手とのコミュニケーションが円滑であることが関係の進展において非常に重要なので、質・量ともに少ない人は簡単に相手に去られてしまうことが多くなります。
ストレスで婚活への意欲が減退する
仕事のプレッシャーや責任感から生じる精神的な疲労は、プライベートな時間にも影響を及ぼし、婚活への積極的な姿勢を妨げる要因となり得ます。
例えば、日々の仕事で疲れ果てていると、新しい出会いを探そうという気持ちが湧きにくくなります。婚活をしていても、心身の疲労が原因で積極的に話しかけたり相手との会話を楽しんだりする余裕がない場合もあります。このような状態では、婚活が思うように進まず、結果として「自分には結婚は無理かもしれない」といったネガティブな思考に陥ってしまうことが少なくありません。
他にも、婚活がうまくいかないことにより婚活自体が負担に感じられてしまい、婚活へのモチベーションがますます低下し、婚活を一時的に休止、あるいは完全に諦めてしまうこともあります。
忙しい人が効率よく婚活を進める方法
「仕事が忙しいから婚活なんて無理」と言ってしまったらいつまでも結婚できません。ここでは、忙しい人が婚活を効率よく進めるためにはどうしたらいいかについて解説していきます。
婚活の優先順位を上げる
日々忙しくしている人は、スケジュールが仕事で埋め尽くされがちです。その中で婚活を成功させるためには、婚活の優先順位を意識的に上げることが不可欠です。婚活は「余った時間でやること」と考えるのではなく、人生の重要な目標のひとつとして位置づけることが大切です。
まず、婚活に取り組む時間を確保するために、仕事や他の活動の優先順位を見直し、婚活をスケジュールに組み込むようにしましょう。例えば、週に一度、婚活に専念する時間を設けることで、意識的にパートナー探しに時間を割くことが可能になります。この時間を「大切なミーティング」や「重要なプロジェクト」と同様に扱い、他の予定に流されないようにすることが重要です。
また、婚活の優先順位を上げることで、心の持ち方にも変化が現れます。もし仕事の重要案件であれば、連絡や報告などは密に行いますよね?婚活の重要度が上がれば、返信するのを放置したり、デートの途中で仕事が入ったりしてもその後のフォローをしっかり行えるようになります。その結果、自然とその時間に集中できるようになり、相手に対しても真剣な態度が伝わりやすくなってより良い出会いを引き寄せ、婚活の成果を上げることが期待できます。
自分の結婚観を明確にする
何も考えずに「何となく」婚活をしてしまうと、条件の良さだけで振り回されてしまうことが多いものです。それを避けるためには、まず自分の結婚観を明確にすることが大切です。
結婚に対する価値観や理想像を具体的にすることで、自分に合ったパートナーを見つけやすくなり、婚活のプロセスがスムーズになります。
例えば、結婚後の生活スタイルや役割分担に対する考え方・子供を持つかどうか・キャリアと家庭のバランスなど、自分がどのような結婚生活を望んでいるのかを明確にしましょう。これにより、同じ価値観やライフスタイルを共有できる相手を見つけやすくなり、無駄な時間やエネルギーを省くことができます。
また、結婚観を明確にすることで婚活中のコミュニケーションが円滑になります。相手との初期の段階で自分の考えを伝えることでミスマッチを防ぎ、より深い関係を築くための土台を作ることができます。結婚に対する考えが一致している相手と出会うことで、婚活の成功率も自然と高まります。
婚活をする時間を作り出す
効率よく婚活を進めるために、婚活に充てる時間を意識的に作り出すことが必要です。仕事に追われがちな日常の中で婚活の時間を確保することは難しいと感じるかもしれませんが、計画的に時間を管理することで充実した婚活を行うことが可能になります。
まずは仕事の合間や週末の一部を婚活専用の時間として確保しましょう。そしてこの時間を他の予定に奪われないようにあらかじめスケジュールに組み込むことで、確実に婚活に取り組むことができます。また、仕事と婚活の両立を目指すために、無駄な時間を省く努力も有効です。例えば、SNSやテレビなどに費やしている時間を見直し、その一部を婚活に充てることで、思いのほか多くの時間を捻出することができます。
自宅や移動時間を利用して相手を探したり、相手のプロフィールを確認したりすることで効率よく婚活を進めることができるようになります。
より効率的な出会いの場を選ぶ
忙しい人ほど、婚活の効率を高めるために「出会いの場」選びが重要です。限られた時間の中で理想のパートナーを見つけるためには、自分に合った婚活手段を選ぶことが不可欠です。
マッチングアプリは場所や時間を選ばずに手軽に始められますが、詐欺・宗教などの勧誘・遊び目的・パパ活など、婚活にふさわしくない人が紛れていることも事実です。さらに、メッセージのやり取りや実際の出会いが必ずしも思い通りに進むとは限らず、効率的とは言えない場合もあります。
この点、結婚相談所は忙しい人にとって非常に効率的な選択肢となります。
結婚相談所は「本当に結婚したい人」がいる場所ですので、比較的短い時間で結婚を考えている人には特におすすめです。
婚活アプリよりも結婚相談所がおすすめな理由
効率よく相手を探すためには結婚相談所がおすすめだとお話ししましたが、その具体的な理由をご説明しましょう。
相手の素性がはっきりしている
婚活を行う際に、相手の素性が明確であることは安心感を与え、効率的な出会いを実現するために重要です。特に忙しい人にとっては、信頼できる情報に基づいて相手を選ぶことが婚活の成功に直結します。
結婚相談所では、入会時に身分証明書や職業証明書などの書類提出が求められ、相手の素性が確認されています。これにより、紹介される相手の情報が正確であることが保証され、安心して婚活を進めることができます。実際に会う前に、信頼性の高い情報を得られることは大きいですよね。
出会った人のプロフィールを「本当に信じていいのか」と考えながら婚活するのと、最初から信じられる相手と出会うのでは、精神的にも大きな違いがあるのです。
真剣な出会いが期待できる
結婚相談所に入会するためには、アプリよりも高額な費用が必要になります。それだけ男女ともに真剣に相手を探そうとしていると考えられます。さらに入会する際には、結婚に対する意識や希望条件について詳しくカウンセリングが行われるため、結婚に関する意識も高くなります。
結婚相談所では常に相手をよく見て次のステップに進むかどうか決断を迫られます。いい加減な対応ではすぐに「お断り」をすることもされることもあります。多くの会員が常に「この人とはうまくやっていけるかどうか」と考えながら婚活をしているのです。
さらに、出会った後の仮交際や真剣交際にも期限が設けられているため、一人の人とだらだらと交際を続けることはできない仕組みになっています。集中して婚活をしたい人には非常に有効なシステムだといえるでしょう。
個別のサポートが受けられる
仲人式の結婚相談所では会員ひとりひとりに専任のアドバイザーがついてくれます。アドバイザーはプロフィールの作成からお相手探し、デートの進め方などについてその人に合ったアドバイスを行います。
例えば「お見合いはできるのにその後が続かない」といったことが続いた時などは、服装・話題・マナーなどについて具体的に改善する方法を一緒に考えてくれるのです。中には「自分のことは自分で決めるからアドバイスはいらない」という人もいますが、アドバイザーはたくさんの人たちの活動に関わってきていますので、積極的に相談して上手に利用する方がうまく行く可能性が高くなります。
アドバイザーと積極的に話す機会を設けることで、自分の人となりや合いそうな人への理解が深まり、自分に合ったお相手を紹介してくれるはずです。
まとめ:婚活は動いた人が勝つ!
厚生労働省が発表した『令和4年(2022)人口動態統計(確定数)の概況』によると、男性の平均初婚年齢は31.3歳、女性は29.7歳となっています。しかし、実際は男女ともに最も結婚するカップルが多いのが27歳前後なのをご存じでしょうか。
統計を見ると、平均初婚年齢の頃には約半数の男女が結婚していることが分かっています。また、年齢が上がるほど自分が選ばれる確率が低くなるため、結婚へのハードルが高くなってしまうのです。
人生は後戻りができません。今が一生で一番若いので、結婚したいと思うのであればなるべく早く「熱心に」婚活するようにしましょう。「婚活していればいつかいい人に出会えるだろう」とだらだらと相手探しをするよりも、「一年でいい相手を見つけよう」と積極的に活動する方がいい結果を得られやすくなります。
仕事でも、面倒なことを後回しする人は「できる人」になれないのと同じ…だと思いませんか?
コメント